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安美錦40歳引退決意!幕下陥落より潔さを選択したのはなぜか

安美錦 力士衆と親方

相撲は人気商売です。人気の関取には四股名に二つ名がつくことがあります。「土俵際の魔術師」の二つ名を持つ安美錦は紛れもない看板力士でありましょう。若い頃はイケメンでも鳴らしたものです。

その看板力士も40歳を超えてさすがに衰えが隠せず、得意の土俵際マジックが決まらない場面も増えてきました。

【追記】

名古屋場所10日目、再出場を断念した安美錦が引退を決意したようです。

このところ毎場所『引退』の二文字と背中合わせで土俵に上っている安美錦ですが、本人的にはまだ辞める考えはないのかも…。

安美錦の番付は?

2019年名古屋場所を安美錦は西十両11枚目の番付で迎えます。後ろはあと3枚と、楽観できない番付です。

安美錦は2016年の夏場所に37歳でアキレス腱を断裂して12年守り続けた幕内から十両に陥落してしまいました。

これで引退かと思われた中関取を座を死守して翌年九州場所で再入幕を果たしたものの再陥落。その後再び入幕したのですが一場所で陥落。

最初の陥落の時はじりじりと番付を上げて再入幕を果たして見せたたため、「老獪」という言葉を使いたくなる安美錦らしい行司泣かせな相撲に唸らされました。

しかし、この1年の相撲は以前だったらこの形なら絶対勝てたのに…と思うことが増えています。…ううっ寂しい…。あやうい土俵際で「やっぱり安美錦!」と言えないのは寂しい…

株はあるのになぜ引退しない?

相撲ファンの中には、安美錦の相撲は引いたりはたいたりばかりで面白くないという人もいます。いい年なんだからいい加減引退して若手に関取の席を空けてやれ!という辛口な意見も目にします。

安美錦は安治川の年寄株を取得していますから、引退後は親方として角界に残る道がつけてあります。膝の装具がないとまともに歩けない身体だということを考えても、いつ引退してもおかしくないなぁという感じです。

安美錦が土俵に上り続ける理由の一つに、アキレス腱を切った年の7月に長男が生まれたことがあるでしょう。安美錦にとって3人目の子どもである丈太郎くんが物心ついたときに土俵に上っているお父さんの姿を覚えていて欲しい願いがあるようです。

それでも安美錦は土俵に上る

ここ数場所の安美錦は「いくつまでなら負けても幕下に陥落しないか」というしょっぱい土俵が続いています。さすがに幕下に陥落してしまったら年齢を考えても土俵に上る気力がなくなってしまうかも知れません。

ところが、どうやら安美錦は幕下に落ちるかも知れないことは考えてないようです。

7月7日に始まる名古屋場所を前にして、安美錦なんと化粧廻しを贈られました。安美錦

元若の里の西岩親方が著書の中で38歳の時に化粧廻しを贈りたいと言われて「いつ引退してもおかしくないから」と一度断ったエピソードを語っていましたが、安美錦はさらに上行く40歳です。どひゃあ。

安美錦は元土佐豊に貸していた安治川の名跡を手元に戻していますから、頭の中に引退の文字がまったくないわけではないと思います。

それでも新しい化粧廻しを締めようという心意気!安美錦は不滅です!

【追記】

バクダン抱えた安美錦の膝がまた破裂してしまった模様です(涙)

名古屋場所二日目、新十両の竜虎との一番で膝が入ってしまい、そのまま膝から落ちて肩を借りないと歩けない状態に

車椅子で退場していきましたが、感覚としては半月板だと思う、と、膝のケガは残らずしてきた安美錦らしいコメントがあったようです。支度部屋からそのまま病院に向かったとのことです。

不滅です!とは言ったものの、現役続行がかなり危うい状況になってしまいました。

【追記2】

安美錦が現役引退を発表し、年寄 安治川を襲名しました。

最後の対戦相手の竜虎が生まれる前から土俵に上っていた安美錦。悔いは残ってないと言い切った表情はすっきりしていました。

さよなら安美錦。あなたの一癖もふた癖もある土俵際がもう見られないのが寂しいです。

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