入門年順の幕内・十両力士の同期一覧【2022年春場所版】

あれこれの一覧

関取衆の同期一覧を2022年夏場所の番付で更新しました。

元安美錦の引退を機にまとめ始めたこの一覧ですが、あれからずいぶんたくさんの関取が土俵に別れを告げていったもんだと改めて思います。

1997年(H9)~2000年(H13)

入門年月幕内 十両その他
1997年1月  安治川(安美錦)
山分 ( 武雄山 )※
松ヶ根 (玉力道)※
※3月入門
1998年  小野川(北太樹)
二子山(雅山)
放駒( 玉乃島 )
熊ヶ谷 (玉飛鳥)
1999年  東関(高見盛)
待乳山 (武州山)
不知火(若荒雄)
振分 (寶千山)
2000年  高砂(朝赤龍)
関ノ戸 (岩木山 )

安美錦の後ろに親方の名前がずらずら並ぶのを見ると改めて安美錦ってすごかったなぁとしみじみします。


コロナの影響で未だ髷を切れずにいます。断髪式は延期に延期を重ねて今年(2022年)5月29日になりました。
断髪式を待っている間にそれでなくても細かった髷がどんどん痩せてしまってはさみを入れられるほど残るだろうかと心配だったのは私だけではなかったと思います。

2001年(H13)~2005年(H17)

※外国人力士は入門の発表と前相撲の土俵がビザ取得の関係でずれることがあるので、ここでは前相撲の場所を入門年月としています。

※グリーンの四股名は現在は幕下以下で頑張っている幕内経験者です

横綱鶴竜に続き横綱白鵬も引退してしまいました。お疲れさまでした。

これによりまして現在の関取衆の中で一番の兄弟子は佐田の海でございます。
今年の誕生日で35歳になりますが年齢からくる衰えを感じさせない上手さがたまらんです。

入門年場所幕内十両その他
2001年
   3月 北陣(翔天狼)
間垣(白鵬)
 9月  雷 (垣添)
   11月 鶴竜(鶴竜)
2002年
 1月 出来山 (佐田の富士)
井筒(豊ノ島)
秀ノ山(琴奨菊)
  3月二所ノ関(稀勢の里)
北磻磨
   5月  押尾川(豪風)
   11月  鳴戸(琴欧洲)
(荒鷲)
2003年
 1月  稲川(普天王)
         3月佐田の海富士東
 7月  鏡桜
   9月 荒汐(蒼国来)
2004年
         1月玉鷲 中村(嘉風)
 3月  立田川(豊真将)
岩友 (木村山 )
千賀ノ浦 (里山)
(磋牙司)
2005年
         1月隠岐の海 武隈(豪栄道)
清見潟(栃煌山 )
山科(豊響)
         3月高安阿武松(大道)
春日山(勢)
 5月  桐山(旭日松)
7月(青狼)
         11月 (臥牙丸)

2020年1月限りで引退した荒鷲は1年以上かかってやっと髷に別れを告げることができました。
元琴欧洲の鳴戸親方と同期の荒鷲、新入幕まで時間がかかったため幕内の土俵にめでたく上がった時には琴欧洲は引退して新米親方になっていました。

中村親方(嘉風)には「ベテラン」の冠がもれなくついてきましたが、同期入門の玉鷲には「ベテラン」の冠があまりつきませんね。
相撲ぶりも若いし初土俵以来休場したことがないベテランって超合金でできてんのかしら。

2001年~2005年入門組の大半が引退してしまいましたが、親方として協会に残った人たちは親方ちゃんねるでおなじみの顔触れって感じがします。

2006年(H18)~2010年(H22)

入門年場所幕内十両その他
2006年
     3月栃ノ心
錦木
松鳳山
竜電
 
 5月 千代の国
       9月  魁聖 
2007年
 1月  音羽山(天鎧鵬)
       3月 琴恵光時津風 (土佐豊)
天風
       7月千代丸 (旭秀鵬)
2008年
       1月 明瀬山
旭大星
楯山(誉富士)
       3月  君ヶ濱(琴勇輝)
2009年
     1月宝富士徳勝龍 
       5月碧山
妙義龍
佐ノ山(千代鳳)
       7月千代翔馬 
9月荒篤山
     11月 東龍(貴ノ岩)
2010年
 3月照強

隆の勝
 千代ノ皇
 11月 天空海 

2022年春場所、ついにジャスパー荒篤山が新入幕であります!おめでとー!

2006年(平成18年)組は今でも仲良しで巡業などで一緒にいるのをよく見かけます。

わたくしの魁聖が十両落ちしてしまったあああ(泣)
がんばれ魁聖!わたくしは魁聖が大好きだ!!!

2011年(H23)~2015年(H27)

このあたりから一段と大卒組が目立つようになります。新十両のときに髷がまだ結えなかったスピード出世が複数人いますね。

入門年場所幕内十両その他
2011年
1月 照ノ富士
 5月明生
千代大龍
白鷹山常幸龍
 11月 若元春 
2012年
 1月大栄翔  
 3月 島津海(大喜鵬)
 5月志摩ノ海英乃海 
2013年
 1月阿武咲
石浦
  
 3月遠藤大翔鵬
魁勝
(貴ノ富士)
(貴源治)
 5月阿炎  
7月
 11月逸ノ城  
2014年
 1月武将山
貴健斗
剣翔
 
 3月正代大翔丸 
 9月貴景勝  
2015年
 1月翔猿   
 3月北勝富士
御嶽海
霧馬山
宇良
 5月  
 11月 琴ノ若 

2013年は遠藤・逸ノ城の鮮烈デビューばかりが印象に残ってますが、改めて並べてみるとけっこうな面子が揃ってます。

阿武咲が石浦を「まさにぃ」と呼ぶのを不思議に思ってましたが同期だったのね(笑)

2016年(H28)~2020年(R2年)

※この組には目指せ!関取!の幕下以下を青字で入れてます

2016年なんて「昨日」くらいの感覚ですがこの前入ってきてもう関取!という人たちです。多くは学生時代のタイトルにより付出しスタートですが、中には序ノ口からするするっと上ってきたバケモンもいます(笑)

入門年場所幕内十両その他
 2016年
 1月大奄美  
 3月豊山平戸海
美ノ海
朝乃山
琴裕将
 9月錦富士
翠富士
 11月  輝富士
 2017年
 1月 一山本(竜虎)
 3月若隆景水戸龍
炎鵬
若勢道
 5月   矢後友風
 11月豊昇龍
琴勝峰
塚原
 2018年
 1月  王鵬
 3月 小滝山
阿稀
羽黒
(木﨑海)
 5月  津志田
 11月  濱洲
2019年
3月北の若吉井
5月東白龍北天海
欧勝竜
2020年
11月熱海富士

目下のところ注目の若手と称されるのは大卒組が主って印象ですが、ここんところの新弟子は高校でそれなりの成績をあげた人が進学せずに入門してくるケースが増えてきました。

2019年なんてついさっきって感じですがこの年入門の一番出世は東白龍です。

八角部屋の若君こと北の若も2019年入門組です。入門時には1年で新十両じゃないかなどと言われましたが2022年初場所が新十両でした。
関取への道はそんなに平坦ではなかったようです。

そして!
熱海富士が春場所で新十両です!おめでとー!!
2002年9月生まれの笑うと可愛い19歳、どこまで駆け上がっていくでしょうか。

その一方で朝乃山を緑字にせねばならん悲しさよ。

引退する人がいる一方で晴れて大銀杏を戴いて関取として故郷に錦を飾る人もいる。ケガと隣り合わせの彼らは来年の同じころも今の番付にいるとは限りません。

推しは推せるときに推しましょう。

コメント

  1. ひろ より:

    琴恵光関は今場所は幕内では?