入門年順の幕内・十両力士の同期一覧【2020年秋場所版】

お相撲あれこれ

名古屋場所の番付の十両・幕内の関取衆を入門順に表にしてみました。意外な人が同期入門だったりして非常に興味深いです。※秋場所番付に改めました

角界では「無理へんにゲンコツと書いて兄弟子と読む」なんてことが言われておりましたが、それはさほど遠い昔のことではありません。

取り的時代をそういう価値観の中で過ごしてきたであろう人が何年も後に入ってきた弟弟子と仲良くきゃっきゃしているのを見ると、その関取のおおらかな人間性が垣間見える気がします。

1997年(H9)~2000年(H13)

入門年月幕内 十両その他
1997年1月  安治川(安美錦)
山分 ( 武雄山 )※
松ヶ根 (玉力道)※
※3月入門
1998年  小野川(北太樹)
二子山(雅山)
放駒( 玉乃島 )
熊ヶ谷 (玉飛鳥)
1999年  振分(高見盛)
春日山 (武州山)
不知火(若荒雄)
君ヶ濱 (寶千山)
2000年  錦島(朝赤龍)
関ノ戸 (岩木山 )

安美錦の後ろに親方の名前がずらずら並ぶのを見ると改めて安美錦ってすごかったなぁとしみじみします。

2001年(H13)~2005年(H17)

※外国人力士は入門の発表と前相撲の土俵がビザ取得の関係でずれることがあるので、ここでは前相撲の場所を入門年月としています。

※グリーンの四股名は幕下以下で頑張っている幕内経験者です

安美錦の引退で関取衆の中で白鵬が一番兄弟子、鶴竜が2番目の兄弟子になりました。考えてみれば、横綱という孤独で過酷な番付にいながら2トップってすごすぎる。

入門年場所幕内十両その他
2001年
   3月白鵬 北陣(翔天狼)
 9月  雷 (垣添)
   11月鶴竜  
2002年
 1月琴奨菊 山科 (佐田の富士)
井筒(豊ノ島)
  3月北磻磨荒磯(稀勢の里)
   5月  押尾川(豪風)
   11月  鳴戸(琴欧洲)
(荒鷲)
2003年
 1月  稲川(普天王)
         3月佐田の海富士東
 7月  鏡桜
   9月 荒汐(蒼国来)
2004年
         1月玉鷲 中村(嘉風)
 3月  立田川(豊真将)
岩友 (木村山 )
佐ノ山 (里山)
磋牙司
2005年
         1月隠岐の海 豊響
武隈(豪栄道)
清見潟(栃煌山 )
         3月高安阿武松(大道)
 5月  旭日松
7月(青狼)
         11月 臥牙丸

一場所でも先に入れば兄弟子という世界、教習所に一緒に通うこともあるので一場所違いくらいならほとんど同期ですが、荒磯さんは一場所兄弟子の豊ノ島と琴奨菊に対して横綱になってからも人前では敬語を使ってました。


一方で稲川親方は稀勢の里を萩坊と呼んでいたようですが、入門順でいくと稀勢の里の方が兄弟子です(笑)

思った以上にベテランだった荒鷲が引退してしまいました(涙)

 中村親方(嘉風)には「ベテラン」の冠がもれなくついてきますが、同期入門の玉鷲には「ベテラン」の冠があまりつきませんね。
初土俵以来休場したことがないベテランって超合金でできてんのかしら。

2006年(H18)~2010年(H22)

入門年場所幕内十両その他
2006年
     3月栃ノ心
竜電
松鳳山
  錦木 
 5月 千代の国
       9月  魁聖  
2007年
 1月  音羽山(天鎧鵬)
       3月 琴恵光間垣 (土佐豊)
天風
       7月旭秀鵬
千代丸
 
2008年
       1月 旭大星  明瀬山楯山(誉富士)
       3月  琴勇輝 
2009年
     1月宝富士
徳勝龍
 
       5月碧山
妙義龍
千代鳳
       7月 千代翔馬 
     11月東龍(貴ノ岩)
2010年
 3月照強

隆の勝
千代ノ皇 
 11月 天空海 

2006年(平成18年)組は今でも仲良しで巡業などで一緒にいるのをよく見かけます。

妙義龍と碧山が同期というのはなんだか意外(笑)というか、妙義龍って貫禄あるから豪栄道なんかと近いのかと思ったら4年も違ったという。

栃ノ心は同郷の臥牙丸と大親友ですが、入幕は栃ノ心の方が先だったものの入門順でいくと臥牙丸のほうが兄弟子になります。

2011年(H23)~2015年(H27)

このあたりから一段と大卒組が目立つようになります。新十両のときに髷がまだ結えないスピード出世が複数人いますね。

入門年場所幕内十両その他
2011年
1月 照ノ富士
 5月明生
千代大龍
白鷹山常幸龍
 11月 若元春 
2012年
 1月大栄翔  
 3月  (大喜鵬)
 5月志摩ノ海英乃海 
2013年
 1月阿武咲
石浦
  
 3月遠藤
大翔鵬
貴源治
(貴ノ富士)
 5月阿炎  
7月王輝
 11月逸ノ城  
2014年
 1月 剣翔 
 3月正代大翔丸 
 9月貴景勝  
2015年
 1月翔猿   
 3月北勝富士
御嶽海
霧馬山
宇良
 5月  
 11月 琴ノ若 

2013年は遠藤・逸ノ城の鮮烈デビューばかりが印象に残ってますが、改めて並べてみるとけっこうな面子が揃ってます。

阿武咲が石浦を「まさにぃ」と呼ぶのを不思議に思ってましたが同期だったのね(笑)

照ノ富士は7月場所で再入幕幕尻優勝という快挙であります。この先折に付け序二段まで落ちた大関経験者の奇跡の復活として優勝を決めた一番の映像が流されるのでしょう。(わたくしは御嶽海推しなのでそのたびにちっくしょー!と小梅太夫化するのですが)

2016年(H28)~2018年(H30)

※この組には目指せ!関取!の幕下以下を青字で入れてます

2016年なんて「昨日」くらいの感覚ですがこの前入ってきてもう関取!という人たちです。多くは学生時代のタイトルにより付出しスタートですが、中には序ノ口からするするっと上ってきたバケモンもいます(笑)

入門年場所幕内十両その他
 2016年
 1月大奄美  
 3月朝乃山
豊山
美ノ海平戸海
 9月 翠富士
錦富士
 11月  輝富士
 2017年
 1月 竜虎
一山本
 3月炎鵬
若隆景
水戸龍若勢道
 5月  矢後
友風
 11月豊昇龍
琴勝峰
塚原
 2018年
 1月  納谷
 3月 小滝山
阿稀
琴粂
(木﨑海)
 5月  津志田
 11月  濱洲

青字の期待の幕下以下に並べた力士の中から春場所は翠富士が、秋場所は錦富士が新十両を決めました!おめでとー!

『みんなの弟』こと木瀬部屋の木﨑海がまさかの引退をしてしまいました(号泣)

目下のところ注目の若手と称されるのは大卒組が主って印象ですが、ここんところの新弟子は高校でそれなりの成績をあげた人が進学せずに入門してくるケースが増えてきました。

引退する人がいる一方で晴れて大銀杏を戴いて関取として故郷に錦を飾る人もいる。ケガと隣り合わせの彼らは来年の同じころも今の番付にいるとは限りません。

推しは推せるときに推しましょう。

コメント

  1. ひろ より:

    琴恵光関は今場所は幕内では?