横綱鶴竜が6回目の優勝です おめでとう鶴竜~

横綱稀勢の里は危険なダメ男?休場と聞いて気づいた悲しくも恐ろしい現実

稀勢の里 元力士

※これはいち稀勢の里ファンの、むっちゃ主観的な記事です。

稀勢の里が初日に膝を傷めたことを理由に横綱昇進以来9度目になる休場を発表しました。場所前に優勝を目標にと横綱らしいことを言い、勝っても負けても全部出ると言った稀勢の里はどこに行ってしまったの(涙)

念願の横綱昇進を果たしたときに「負けたら終り」と言っていた人と同じ人とは思えないくらいの潔くない態度に、これが悪しき前例になりかねないのにとなんとも情ない思いを抱えます。

…しかし、それでも私は稀勢の里を嫌いになれません。そしてあるおっそろしいことに気がついてしまいました。



稀勢の里が引退しないわけ

直近の横綱の引退は昨年11月の日馬富士、その前は2010年1月のわがまま横綱の朝青龍。ともにまだまだやれるけれど不祥事の引責引退でした。自分なりに納得して引退したのは朝青龍の前の武蔵丸。2003年のことです。

こうして見ると、体力的に横綱としての務めを果たせないことを理由に土俵を去った横綱は武蔵丸以来15年も出てないことになります。

今の稀勢の里を見ていると、横綱としての務めが立派に果たせているのは花相撲の土俵入だけという有様です。土俵に上れず、上っても勝てない横綱は横綱とは言えないという世間の意見はもっともだと思います。

元幕内の玉飛鳥に貸していた荒磯の年寄株も今年4月に手元に戻しました。昨年3月の大胸筋の怪我が長引いたことで引退が頭をよぎったのだと思います。

それでも稀勢の里がかたくなに土俵に上ることにこだわる理由は、万全の状態で15日横綱として土俵に上がったことがないからでしょう。稀勢の里は責任感が強いですから、自分が横綱である以上横綱の責任をきちっと果たさないと納得できないのです。



それでも稀勢の里が応援されるわけ

稀勢の里に対してはさまざまな意見があります。

勝てない横綱は要らんから早く引退しなさい!という人。
好きだからこそみっともなく土俵にしがみつかず退きなさい!という人。
どれだけ休んでもいいから番付に名前が載っていて欲しいという人。
久しぶりの日本人横綱なんだから身体を治してしっかり相撲を取って欲しいという人。

私のスタンスは、どういう選択であれ稀勢の里が納得する道を選んで欲しいというところです。私と同じような意見を持っている人は多いんじゃないかな。

稀勢の里の土俵人生には、突然の師匠の死やら2度にわたる部屋消滅危機といった土俵の外の苦労がいくつもありました。大関に昇進してからどうしても優勝に手が届かず、後から大関になった琴奨菊や豪栄道に先を越されました。

何度も綱とりに失敗し、これまた後輩大関の鶴竜に先を越されました。稀勢の里の土俵人生は悔しい思いの積み重ねでしたから、見ている私たちには稀勢の里がどれほど優勝したくて横綱になりたかったかがひしひしと伝わってきてました。

長く付き合った彼女とも横綱昇進前に父親の助言に従って別れました。生活全部相撲に捧ぐ!

ですから、昇進の基準が甘いと言われながらも横綱に昇進した時、この人こんな顔して笑うんだと思うほどの笑顔を見せていた稀勢の里に、心底よかったねぇと思ったものです。

稀勢の里

やっとつかんだ横綱の地位なのに昇進早々の大怪我とそれに続く低迷。稀勢の里は再び悔しさの海に投げ込まれて溺れかけているようです。



稀勢の里を見守りたい女子はダメ男が好き?

正直なところ、秋場所に進退かけた後の休場は悪あがきをしているみたいでみっともないし、協会や横審が「日本人横綱」だということで評価が甘いことに乗っかってるようでずるいとも思います。

もっと早くに出稽古を積極的にやっておけばこれほど長く本調子を取り戻せず悶々とすることもなかったろうに、つくづく要領悪いよなあと。来場所に進退かけたとしても、多分玉砕するだろうなとも。

それでももういいやと見捨ててしまえずに稀勢の里が納得するまで好きにさせてやってくださいと思ってしまうのですが、わたくし、はたと気がつきました。

これって、ダメ男ばかり引き寄せてしまうだめんずウォーカーの思考だ!!

…かつてどこから見てもだめんずウォーカーだった自覚があるわたくし、心を入れ替えてダメ男は一切相手しないようにしてきました。わたくしはだめんずウォーカーを卒業したわ ほほほ!と思ってきましたさ。

それが…根っこのところは全然改まってなかったことに気づかされてしまった。それに気づいても やっぱり稀勢の里を応援したいと思ってしまう。

ああなんて罪深いんだ 稀勢の里!

この恐ろしい事実に気がつきながらそれでもなお、稀勢の里が納得できれば何でもいいよと思ってしまいます。どうやら私は稀勢の里中毒にかかっているようですな…。



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