ここんところ新旧交代のワードとともに若手が着実に力をつけてきている実感があります。
そんな中、荒磯親方を始めとして親方衆から特に期待と注目を集めているのが立浪部屋の明生でありましょう。
そんな明生、最近彼女事情に変化があったような…
明生が師匠衆に絶賛されるわけ
現在24歳とまだ若いですが中卒で入門してきているのでお相撲さん歴9年になります。
金がいるから石油王をタニマチにしたい千代大龍や新入幕目前の十両3枚目で足首を骨折してしまった白鷹山らが同期入門の仲間です。
明生については基本に忠実な相撲を取る人だなぁと思って見ておりますが、今のところこの形になれば強い!と感じさせるほどではない、どちらかと言うと地味目な相撲ぶりの力士だと思います。
それでも師匠衆が明生を高く評価するのはなぜなのか。
スーパー負けず嫌いで稽古の虫
アスリートには負けん気は標準装備のものであり、これがないとなかなか強くならんものですが明生は幕内でも指折りの負けず嫌いと言われます。
師匠の立浪さんが言うには稽古場で負けても悔し泣きをしていたとのことですし、インタビューでも「誰にも負けたくない」とはっきり口に出してます。
顔だけ見たら笑わない赤ん坊みたいだし、闘志をめらめら表に出すことがないので意外な気もするけど(笑)
負けたくない、もっと強くなりたいという気持ちは熱心な稽古ぶりに如実に表れています。
巡業は力士衆にとってふだんは出来ない相手と稽古ができる場ですが、明生は誰より汗をかいています。申し合いでは貪欲といえるほど手を挙げており、稽古あがりには髷がぐちゃぐちゃです。
明生はずーっと土俵の上でがんばっている。 pic.twitter.com/77pbK4MtuX
— Elecca Tetice (@majohammajoster) August 6, 2019
明生は昨年11月に新入幕、前頭7枚目まで番付を上げた夏場所で10勝5敗と初めて2桁勝ち星を挙げ地力がついてきたことを見せました。
自己最高位の前頭4枚目で迎えた名古屋場所は上位の壁に跳ね返されて4勝11敗に終りましたが、負けはしたけれど惜しい相撲がいくつかありました。
一心に稽古をしている明生はどこを切っても金太郎じゃないけど、どこを切っても「強くなりたい」がこぼれてきそうです。
チャラさがなくて無駄口をきかない
明るく陽気でおしゃべりなウェ~イ系力士も楽しくて人気ですが、明生は黙して語らず系の昔ながらのお相撲さんの雰囲気があります。
要らんことを喋らずにいたむきに稽古に打ち込む、本当はおしゃべりだけど現役時代は寡黙なイメージで通した荒磯親方がここを絶賛です。
とても硬派なイメージですが、笑うとむっちゃ可愛いんだけど。
#可愛いでタイムラインを埋め尽くせ pic.twitter.com/Xw0ElpdLcx
— どすこいクマさん (@doskoikumasan) May 29, 2019
ストイックな稽古の虫だけど笑うと可愛いって、そら人気出るわな。
明生は現在フリー説?
彼女がいてもひた隠す力士もいれば隠すことなく彼女の存在を認めている力士もいます。
明生は彼女の存在を隠さない系力士でした。立浪部屋は他にも天空海や豊昇龍など隠さない人多い気がする(笑)
隠さないといってもインスタで堂々と顔出しさせたりなんてことはありませんでしたが、場所休みなどにデートしてるところの目撃談もあり、なんだかほんわりしたいい雰囲気だったよ~とのことでした。
それが!どうやら彼女と別れた模様。
明生も他の若手と同様にインスタをやってますが、その中で「彼女とうまく行ってますか?」という質問に「最近別れました」とバカ正直に答えたらしいです。
この話を目にしたのは夏場所の後くらいだったと記憶しているので、入幕してから順調に番付を上げていよいよ本気で相撲に打ち込むために別れたのかな…と。
なんだか荒磯さんが綱とりに打ち込むために彼女と別れたことを思い出してしまいますな。
名古屋場所で2桁負けてしまった明生ですが、過酷な夏巡業が始まってみたら体がひと回り大きくなったように感じます。
他の力士とむやみにつるむことなく懸命に稽古の土俵に上る明生。上位の壁をうち破るときはそう遠くなさそうです。
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