元翔天狼が借りていた『春日山』の名跡が所有者の勢のもとに戻されました

錦木メガネの岩手力士は地味すぎて好きにならずにいられない!

錦木 力士衆と親方

昨今のお相撲人気にありまして、イマドキの若造って感じの明るくてサービス精神が旺盛でそこそこ強い力士に人気が集まっております。そんな中、昭和はじめ頃の力士を彷彿とさせるような雰囲気の錦木からなんだか目が離せません。

見るからに人の良さそうな優しさが伝わってきますが、彼女はいるのでしょうか。

錦木?who?という人もいるかも知れませんが、幕内きってのメガネ男子であります。むしろメガネが本体で土俵に上っているのがパーツという説まであります。メガネ男子ではありますがそこに「イケメン」の4文字がなかなかくっついてこないところが錦木クォリティです。

なにかとメガネにばかり注目される錦木ですが、メガネ以外も非常に味わいがあります。ええ、まるでいつまでも噛んでいられるスルメのようなのです。



約束された四股名?

錦木徹也 1990年8月25日 岩手県盛岡市出身の27歳 伊勢ノ海部屋所属 本名:熊谷 徹也

父親は実績のあるアマ相撲の選手でしたが、本人は相撲未経験で入門しています。

現在27歳と比較的若いのですが、土俵生活が12年を超えるベテランです。同期入門には松鳳山やめでたく大関に昇進した栃ノ心がいます。中卒たたき上げの力士です。中卒たたき上げと言うだけで応援したくなる指数が上る気がします。

錦木

入門時の熊谷少年。現在185センチの錦木、中学時代から図抜けて大きかったものと思われます。いるなぁこういう生徒。席替えして真ん中あたりの席になったら、後ろの子に「前が大きすぎて黒板が見えませーん」って言われちゃうような。そんでもって、一番後ろの席に変わって、いつもなんとなくにこにこしてるような。

なにしろ相撲経験ほぼゼロに近い状態での入門ですから、なかなか勝てずに3番出世だったということです。幕下に上るまでに3年ほどかかっております。早馬の如くに駆け上がったわけではありません。

そしてそれまで本名の熊谷で土俵に上っておりましたが、幕下12場所目にこの錦木という四股名をもらいます。錦木は伊勢ノ海部屋に伝わる由緒ある四股名で、これまでに錦木を名乗った力士の中には大関もいるという、ある意味大名跡。

伊勢ノ海親方

右が錦木が入門した時の師匠である11代伊勢ノ海親方(元関脇・藤ノ川)、左が当代師匠の12代伊勢ノ海親方(元幕内・北勝鬨)です。当代さんは現役時代より男前になったと思います。

11代伊勢ノ海親方の「強くなったから四股名を与えるのではなく、若いうちからつけてやってこの名前を世に出して大きくしていけ」という考えから賜ったこの四股名は、クマガイ少年だからこその四股名といえるかも知れません。

なぜかと言うと、この錦木という四股名はもともと盛岡藩のお抱え力士が名乗っていたもので、歴代の錦木はみんな岩手県出身なのです。



みんなきっと好きになる!

2016年に新入幕を果たした錦木は、現在に至るまで強さ・器用さが光る力士ではありません。力強さはありますが体が固く相撲が遅い。もっさりした相撲ぶりです。

同期入門の松鳳山が辛口の坦々麺で栃ノ心が大きなスペアリブだとしたら、錦木はサトイモの煮っ転がしのようです(注:管理人は現在空腹です)。

妙義龍のような玄人好みの上手さもありませんが、頑張れ頑張れと手に汗握って応援したくなる実直な相撲です。必要以上に変化したがる最近の相撲の中にあって、なんと好感が持てることか。

そして錦木と言えばメガネです

錦木

毎年日刊スポーツが行なっている大相撲総選挙の今年の選挙ポスターです。誰が作ったんだ。なんかうっすらと悪意を感じてしまうのは私だけでしょうか。私は錦木を上位に押し上げたい!

【追記】

大相撲総選挙の結果が発表されました。
我らが錦木、15位前頭5枚目であります!
組織票を(少なくとも私は)投じたわけでもないのにこの順位!すばらしい。もっさり相撲バンザイ!

錦木のメガネは、もうメガネかけてない顔が思い出せないくらい顔の一部です。私は密かに大銀杏にうっかりメガネを引っ掛けたまま土俵に上ってしまって行司に叱られている錦木を見たいと思っています。

錦木の魅力はメガネに留まりません。なんというか…古風なんです。

コンタクト怖い 目に何か入れるのが怖いのでメガネオンリーです。お休みの日にカラコン入れてパリピに変身したりは絶対しそうにありません。

ケンタッキー苦手 脂っこくて胸焼けがするという理由でケンタッキーが苦手と言う錦木。なんか若いのにおじいちゃんのようです。そのくせ酒に強くて芋焼酎をいつも5合くらい呑むというんだから、何が胃にいいんだか悪いんだか。

焼肉は塩派 べたべたと甘いタレをつけないところに心意気を感じます。

未だにガラケー疑惑 昨年8月の松鳳山のツイートに『ガラケーだからスマホ依存じゃない錦木』というのがあります。昨年8月時点でガラケーなら、壊れてない限り今でもガラケーを使っている可能性が高いです。ああ、20代のワカモノが未だにガラケー?!

錦木は入門したとき将来の目標として「横綱を目指したい」と言っていました。伊勢ノ海部屋から横綱が出れば柏戸の四股名をもらうことになるでしょう。

錦木はいいだんなさんになりそうだという声もある中、果たして錦木に彼女さんはいるのでしょうか。

…これが、どんな方なのかは不明ですが、彼女はちゃんといるんだそうです。やっぱり力士はモテるなあ。

【追記】

ちゃんと彼女がいた錦木、10月30日に結婚を発表しました。都内在住の桃代さんという7歳年上の方だそうです。

幕下時代に出会って6年半の交際を経ての結婚、いかにも錦木らしいですね。おめでとー!

相撲ぶりも素顔も地味っぽい錦木ですが、真面目で実直。なんか応援せずにいられないと思いませんか?



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