元翔天狼が借りていた『春日山』の名跡が所有者の勢のもとに戻されました

【あーお】相口ってどの口?相星って何?若干ふざけた相撲用語の解説

相撲用語 お相撲あれこれ

相撲用語の解説です。もし自分が相撲を見始めたばかりの人に尋ねられたらこう言うだろうな~と思いながら作成しています。(順次加筆中)
若干ふざけた相撲用語の解説 TOP

相撲用語の解説 【あ~お】

【あ】

相口/あいくち

相撲を取る上での相性のこと。
AとBの力士が対戦してAの力士が勝つことが多いときは力士Aは力士Bに相口がいいことになる。勝ち数にどれくらいの差が生まれると相口の良し悪しを言うかについての基準はないが、勝ち数がダブルスコア以上とか少なくとも5連勝くらいしてる場合に使うことが多いようだ。

逆に、どうもこの力士には勝てない…という時は「苦手にする」ということが多い。

玉鷲が爆発的な出足を覚醒させる前、幕内中盤あたりを上ったり下がったりしていた頃はなぜか臥牙丸にだけは相口がよかった。毎度負けてしまう臥牙丸は涙ながらに「なんで玉鷲はボクにだけ勝つの?!」と言っていた。

相口の悪い相手は顔を見るものイヤだと言うお相撲さんもいるが、臥牙丸と玉鷲は土俵を下りれば仲良しである。

相星/あいぼし

対戦する力士の勝ち星の数が同じこと。
千秋楽に横綱同士が全勝でぶつかる相星決戦は会場内が沸騰してんじゃないかというくらいの熱気に包まれる。また、7勝7敗同士が勝ち越しをかけて当るときもなかなか白熱した一番になることが多い。

直近の相星決戦は2012年(平成24年)名古屋場所の横綱白鵬と大関日馬富士戦。

この一番に勝って日馬富士は横綱昇進を決めた。2010年1月に先輩横綱の朝青龍が突然引退したことで一人横綱になってしまった白鵬は、八百長問題で人気が地に落ちた角界を16場所に渡ってひとり必死で支えながら一日も早く誰かが横綱に上ってきてくれることを願っていたものである。

赤ドルジ/あかどるじ

ネット上の俗語。モンゴル人力士の高砂部屋の朝赤龍(現・錦島親方)のこと。錦島親方

朝赤龍は1歳年上でもとから友達同士だった困ったチャン横綱の朝青龍と一緒に来日した。相撲の素質を見込まれたというよりは、寂しがりの朝青龍(当時はドルジ少年)の話し相手みたいな役割を担っての来日だったと言われる。

兄貴分のドルジを追うように同じ高砂部屋に入門し(当時は外国人枠に制限がなかった)、朝青龍に倣って朝赤龍の四股名をもらった。わがままとやんちゃが過ぎて辞めなくてはならなかった朝青龍と違って、朝赤龍は物腰柔らかく周囲の人に慕われた。一文字違えばこんなに違うの見本である。

明荷/あけに

十両以上の関取や行司さんが使う名前の書かれた行李箱。力士仕様のスーツケース。幕下以下に陥落した力士は持っていても使うことができない。
明荷
中には廻しや化粧廻しなど土俵に上るための道具類やテーピング用のテープなどが入っている。横綱は化粧廻しが3本なので、明荷も3つになる。場所が終わるまで支度部屋に置きっぱなしになっている。

新十両に上った力士はぴっかぴかの明荷なのだが、それを喜ぶよりベテラン力士のあちこちガムテープで修理されたぼろぼろの明荷をかっこいいなあと思うらしい。

あんこ型/あんこがた

お腹が出て丸っこいお相撲さんの体型をさす言葉。痩せているそっぷ型の反対。
深海魚のアンコウから来た言葉で、アンコウはぐにゅぐにゅしているので吊り下げて切るのだが吊り下げられたアンコウの腹はぼてーっと丸く出ている。

厳密に言えばお腹が出ている力士をあんこ型と言うのだと思うが、それだと9割以上の力士があんこ型になってしまうので千代丸とか貴景勝みたいな体型を特に指すことが多い。


【い】

生き体・死に体/いきたい・しにたい

相撲は足の裏以外の場所が相手より先に土俵につくか土俵外に出ると負けなのだが、微妙な勝負でもまだ体勢を立て直す可能性が残っている(とされる)状態を生き体という。実際にはどう考えてもそこから体勢を戻せなさそうに見えても足の裏が土俵についていれば生き体である。

一方、攻め込んでいても足の裏が天井を向いていれば死に体とみなされる。体が生きている・死んでいるという言い方をする。ただし、体が死んだ時点で勝負がつくわけではない。

生き体

右側の錦木が一気に攻め込んだのだが、土俵際で嘉風が引き落としをかけた。スーパーマンのごとく宙を飛んだ錦木の体は死んでいる。結果は同体で取り直しの結果、嘉風が勝利した。錦木の足があと一歩前に出ていれば勝てた一番だったのに惜しいっ!

勇み足/いさみあし

相手を土俵の外に出そうとして、相手より先に自分の足が出てしまうこと。どんだけ攻め込んで相撲内容がよくても負けになる。

居反り/いぞり

相撲の決まり手のひとつ。
相手の脇の下にもぐりこんで相手の膝を押し上げながら自分の体を大きく後ろにそらして相手を倒す技。反り技自体が非常に珍しいため、決まるとYahooニュースに取り上げられることがある。

居反りといえば木瀬部屋の宇良(現在ケガの療養中)の代名詞だが、宇良の場合は居反りというより撞木反りとかたすき反りに近いように思う。幕下以下の取組ではわちゃわちゃしているうちにたま~に出ることもあるが、宇良は狙って出そうとするので実は代名詞になるほど成功率は高くない。
宇良

一門/いちもん

部屋単位の派閥みたいなもの。その昔、巡業は部屋ごとに行なっていた時代があり、いくつかの部屋が合同で巡業に出た。この巡業グループが現在の一門の原型である。

現在の一門の役割は、連合稽古を行なったり付け人を借りたり横綱の綱うちに参加したりと結びつきは強い。ただ、一門の最大の役割は理事選の票集めなんだろうなと思う。

いなす(いなし)

受け技のひとつ。相手の圧力を正面で受けずに軽く左右によけて力をそらすこと。いなして廻しを取ったりいなして叩いたりする。

ベテランの豪風は時に「いなしの名人」と称されるが本人はあまり嬉しくないらしい。もともと突き押し相撲なのだが年齢による衰えからいなすことが多くなっているだけだから。



【う】

浮き足/うきあし

足の裏をしっかり土俵につけずにつま先立ちやぴょんぴょん飛び跳ねるような状態。
押されたときに残せなかったり勇み足になることが多いので見てるほうは面白いけど邪道とされる。相撲はしっかり土俵に足の裏をつけてすり足で動くことが基本中の基本。

阿炎の相撲が教科書に載せたいような浮き足である。興味のある方はyoutubeでお探しください(笑)

上突っ張り/うわづっぱり

突っ張ったときの力の方向が上から下向きになっていること。突っ張りとしての威力が削がれるためあまり効果的ではない。

相撲は下から上に相手を押し上げるものなので、胸の下あたりをめがけて突きながら相手の上体を起こしていくのが効果的な突っ張りである。

上手・下手/うわて・したて

相手の腕の上から廻しをとれば上手、相手の腕の下から取れば下手。下手を差し手ともいう。

上手と下手で投げの打ち合いになってどっちが先に落ちたかの判定をする際に上手を有利とみるらしい。が、上手有利で勝負判定がついたとはっきり分ることはほとんどない。



コメント