蒼国来の日本国籍取得が発表されました

貴景勝タマゴがむけないカワイイ大関候補が春場所に向けて抱える心配事

貴景勝 力士衆と親方

巡業のない2月、来場所大阪に大関獲りをかける貴景勝がちょっとしたブーム的にテレビに顔を出しています。

貴乃花部屋がまだ存続していたらまず見られなかったであろう貴景勝の素顔に「カワイイ!!」と思わず言ってしまった人が日本中に25万6500人くらいいたんじゃなかろうか(適当)

どこか頼りない一人暮らしを始めた貴景勝、大関昇進をかけた春場所を迎えます。このところの強さを見ているとまぁ昇進するでしょと思いますが、初場所でいくつかの不安材料を垣間見せていたのが気になります。

素顔の貴景勝がかわいすぎた

2月3日(日)に放映されたTBS情熱大陸の貴景勝、ご覧になった方々の年齢性別によって感想はさまざまだったと思います。

息子をもつおばちゃんにとってはこれはもうあかんヤツでした。「萌え死ぬ」という半ば死語になりつつある表現がこれほど当てはまる成人男子が生息しとるのかと。

昨年末から一人暮らしを始めた貴景勝は自分でスーパーに行って食材を買い(牛肉売り場の前で「牛肉ないなぁ」と言ってる段階でもう)、味付けは度外視で「えいよう」を考えて自分で調理しています。

その手つきは思わず「もう、おかーさんがやってあげるから貸してみなさい!」と言いたくなるほどおぼつかず、料理というより火を通しただけのものをまるでエサを掻きこむようにもしゃもしゃ食べる。

あまりのテキトー具合にいつか火の通し方があまいものを食べてお腹を壊すんじゃないかとハラハラします。

そして出てきた素顔の貴景勝の名台詞「なんで剥けへんねん!!」

ゆで卵貴景勝

ゆで卵はアミノスコア100の優良食品だと言う貴景勝、卵のゆで方をググり、茹だった卵の殻を剥くのに四苦八苦しつつ付け人のありがたさを独り言のように口にしていました。

食卓についてご飯が出てくるのを当たり前のように待ってた息子どもの初めての一人暮らしって概ねこんな感じなんだろうなぁ。おかーさん族かわいくて切なくて悶絶。

素顔の貴景勝は寂しがり?

稽古場での貴景勝純正ともいえる厳しい表情と、取材を重ねるうちにだんだん見せはじめた打ち解けた表情のギャップはなかなか興味深くて、2月3日の情熱大陸はわたし的には神回認定でした。

一番貴景勝の素顔を捉えたなと思ったのは、番組終了間際に笑顔を見せながらの「今日で(取材)終りなんですね。なんか…寂しいですね」という一言でした。

明日から誰もいないきっと誰も来ない部屋に一人でいるのはなんか寂しいという本音がちらりと見えた瞬間。(※ もしやとは思ってましたが、愛しの恋人が時々部屋を訪れているようです)

今は彼女はいないし、相撲に打ち込むために彼女は要らないという貴景勝は、別の番組で鼻フェチであることを告白してました。

鼻筋に自信のある貴景勝推しのスー女のみなさん、まずは「えいよう」を最大限考慮したおいしい晩ご飯を食べさせることが出来れば、案外楽勝で落ちるかも知れませんよ。頑張ってください(笑)

春場所の大関獲りの不安材料

土俵で見せる仏頂面とは裏腹なカワイイ素顔の貴景勝ですが、カワイイだけでは相撲は取れません。当然カワイイ成分は大関獲りに何ら影響しないのであります。

初場所後に昇進できなかった貴景勝

大関に昇進するための一応の目安は三役三場所33勝と言われます。貴景勝は小結2場所に初場所の新関脇1場所で33勝の基準を満たしたのですが、千秋楽の豪栄道戦であっけなく負けてしまったために「もう一場所見せてもらおう」と大関獲りが一場所先送りになりました。

貴景勝も初場所で昇進できなかったことがかなり悔しかったらしく、それまで口にしなかった「大関に上りたい」という言葉を口にするようになりました。

昇進の先送りに対して賛否両論ありましたが、わたし個人はいくつかの不安材料から先送りは妥当だったと考えています。

意外に動揺しやすい?

初場所の貴景勝の成績は11勝4敗、この4敗のうち6日目の栃煌山戦と10日目の高安戦、千秋楽の豪栄道戦が非常にひっかかります。

6日目の栃煌山戦は、御嶽海が負傷して車椅子で引き上げるのを貴景勝は控えで心配そうな顔で見ていました。初日から全勝で飛ばしていた御嶽海の負傷で、場内は非常に不穏な空気に包まれていました。

10日目の高安戦、貴景勝は高安に3連敗中でしたが、この日は車椅子が3度も出動する異常な日で結びまでなんとも言えない雰囲気が漂っていました。

千秋楽の豪栄道戦は、2番前に玉鷲が優勝を決めたため、自身に優勝の可能性がなくなった状態で土俵に上りました。

会場内の空気がいつもと違うときに集中しきれず平常心を失いやすい傾向があるのかも知れません。

千秋楽のケガ

貴景勝は千秋楽の豪栄道戦で右の足の裏を負傷しました。情熱大陸の中でも右足のかかとを上げて痛そうに歩いていた様子や、内出血した土踏まずなどが見られましたね。

土踏まずに内出血を伴う痛みがあるということは、足底腱膜が傷ついた可能性があります。ここを傷めると踏ん張る運動にかなり支障が出てしまいます。いなされたり土俵際の攻防で踏ん張り切れない恐れがあるということです。

春場所に向けて四股を踏んだりゆっくりすり足をしたりと慎重に基礎稽古をしているようですが、本場所までにどれくらい回復できるか気がかりなところです。

廻しを取られたら何もできない

元稀勢の里の荒磯親方が「現役のときは言わなかったけど、貴景勝のあの突き押しはイヤでしたねぇ」と自嘲ぎみに言うように、貴景勝の突き押しには破壊力があります。優勝した九州場所なぞ、廻しに触れさせもしてないんじゃないかと思うような相撲を取っていました。

しかし、これまた6日目の栃煌山戦で、最初の一発をうまくかわして廻しを取ってしまえば相変わらず呆れるほど何もできないことを露呈しました。

この一番で貴景勝は、少し左にずれてながらいなし気味に立った栃煌山にやすやすと左の上手を取らせてしまいます。土俵際で一本背負いに出たりもしたのですががっちりつかまれた左上手は切れず、すっぽ抜けて送り出されて黒星をつけています。

栃煌山が実に上手い相撲をとったと思うのですが、対戦の可能性のある力士衆はこれを参考に徹底的に研究してくるでしょう。

これに対応するのが遅れると、星を落とすことが多くなってしまう可能性があります。

大関に昇進してその先

現在の貴景勝は不安材料がいくつかありはしますが、いずれは大関になるだろうと思っています

ただ、いま現在の土俵の状況を考えると、大関になったもののその地位を維持するために悪戦苦闘しなくてはならないような大関だったらこれ以上は要らんとも思うのです。

正直なところ相撲を攻略されてあっぷあっぷするような大関貴景勝だったら見たくない。今だったら負けるのも勉強のうちと開き直れますが、大関に上ったらそれは通用しなくなります。

貴景勝の昇進先送りには、初場所で見せてしまった弱点にどれくらいのスピードで対応できるようになるかを見せてもらいましょうか という意味合いがあるように感じます。

攻略しようと向かってくる対戦相手を問題にしない強さを見せ付ければ、この先「貴景勝を大関にしてよかった」という文言が相撲記事に並ぶようになるかも知れませんね。

【追記】

大関獲りをかけた春場所、貴景勝は11勝4敗の成績を納めてめでたく大関に昇進しました。おめでとー。伝達式の口上は「武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、相撲道に精進してまいります」。

14日目の逸ノ城戦ではぺちゃっとたたきつけられるように土俵に這い、この負け方は印象悪いなあ…と思ったのですが、想像を超える重圧のなか迎えた千秋楽の栃ノ心戦、事実上の大関入れ替え戦をこれぞ貴景勝!と唸ってしまう見事な相撲で乗り切って満場一致での推挙は見事です。

貴景勝のことですから、万一勝てなくて陥落しても若いからまた戻れるもん!なんて舐めたことは考えないと思いますが、突き押し一本をどこまで磨き上げていけるか、本当の勝負はこれから始まります。

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