豊ノ島幕下に再陥落がほぼ決定で引退しても角界に残れない?

豊ノ島 力士衆と親方

みんな大好き豊ノ島の幕下への再陥落が決定的になりました。今年の6月で37歳の豊ノ島にここから再び盛り返す気力・体力があるかどうか…。

6歳で相撲を始めて30年余り、ちょんまげのせてから20年近く土俵に生きてきて角界のいいとこも悪いところも経験してきたベテランの去就がたいへん気になります。

2016年九州場所で初の幕下陥落を喫してからずっと、豊ノ島には『引退』と『年寄株』のキーワードがくっついてきました。それをいなし続けてきた豊ノ島ですが、今度ばかりはがっぷり組んで向き合わなければならないようです。

武隈を豪栄道が襲名するとは…!

2020年初場所、德勝龍の泣いたり笑ったり優勝の余韻の中で大関豪栄道が引退を表明しました。これ言うと他の人に失礼かも知れんけど、大関からの陥落が決まったらじたばたせずに潔く退くという、まことに豪栄道らしいかっこいい引き際でした。

豪栄道も株を未取得だったため、やめた後どーすんだ?という話題が相撲ファンの口の端に上がることが少なくなかった力士です。

当初は大関特権の3年間は現役名親方で残る方向かと思いましたが、引退発表の翌日に年寄・武隈の襲名が発表されました。

えええ?武隈ぁ??!!

わたくし少なからず驚いた。武隈っつったら先代の武隈さんは元蔵玉錦、時津風部屋で部屋付きやってた人なんだもん。残るかどうかの瀬戸際にいる部屋の力士じゃなくて、ましてや一門の外に出しちゃうのぉ?!

ただ、この武隈の名跡はかつては出羽一門の力士が継いできたものですし、その中には両國の四股名もありますから、豪栄道のもとに行く方が筋が通ってるとは言えます。

が、しかし。
武隈があるべきところに戻ったところで豊ノ島はどうするんだ問題がそこにあることに変わりはなく。

豊ノ島は角界に残るだろうか

豊ノ島本人は場所が終わった時「やりきった気持ち」とし、今後については家族を交えてよく話し合うと現役続行を明言しませんでした。

叶えたい夢

しかしながら、豊ノ島ファンには待ってるものがあります。陥落から関取復帰したら同期入門の大親友、琴奨菊と対戦したいって言ってたのがまだ実現してない!!

豊ノ島

長かった2年の幕下生活の終わりがほぼ見えた時、花道奥で泣いた豊ノ島を支えたモチベーションの一つだったであろう琴奨菊戦を実現させることなく土俵を去ったら悔いが残りそう。

そうかといって、若手の豊昇龍のおじさんとも琴ノ若のお父さんとも対戦してきたベテランがなすすべなく土俵に這う姿を見せつけられて、その体に鞭うつようにもっと頑張れ頑張れと言うのも酷な気もします。

継げる名跡はあるのか

角界は年寄株がないと親方として協会に残ることができません。横綱と大関は現役時代の地位の特権で横綱5年、大関3年の「現役名年寄」が認められていますが、関脇以下はどんなに長く土俵に上がろうと株がなければアウトです。

これ書いてる現時点で、誰も名乗っていない名跡は井筒・東関・音羽山 の3つあります。

どれもこれもまだ話を持って行きづらい雰囲気が濃厚にしてますが(苦笑)

豊ノ島は最初の陥落の時にもともと持っていた錦島の名跡を手放してしまったので、いずれこういう局面に立たされることは予想されました。

美人の奥さんと客席で「ととー!」と応援している娘さんは現役続行を希望しているそうですが、満身創痍でくったくたの豊ノ島、来場所も土俵にあの大きなおなかを見ることができるでしょうか…。

コメント