九州場所13日目 幕下照ノ富士が全勝優勝を決めて来場所は再十両です!おめでとーー!!

嘉風子どもを亡くしたベテランの相撲が30歳を過ぎてから良くなったわけ

嘉風 力士衆と親方

めっぽう強いわけではないけど人気のある力士の一人として数えられる尾車部屋の嘉風。

若々しい相撲が印象的ですが現在37歳。プライベートでは一男一女の父であります。しかし過去には子どもを亡くした悲しい出来事も。

三賞を何度も受賞していますが、かつては幕内中盤を上ったり下がったりで三賞とは縁のない地味な力士でした。そんな嘉風が場内を大いに沸かせる人気力士になれたわけは?

嘉風の家族は?

嘉風雅継 本名:大西雅継1982年3月19日 大分県佐伯市出身の35歳です。
風の字がついていることでも分かるように尾車部屋似所属しています。2004年に初土俵を踏みました。

嘉風の結婚は2008年、26歳の時でした。奥様は大阪出身の元フラワーデザイナーの愛さんといいます。

嘉風

奥様は現在はポーセラーツの教室を開いておいでとのこと。うん、なんかおセレブな香りがする。

ただし、嘉風自身は毎日電車で稽古に通っているそうなので、夫婦揃っておセレブな生活を謳歌しているわけではない模様です。

電車で稽古に通うことについて嘉風は「満員電車に乗ったりすると申し訳ない気がする」と言っていました。確かに一人で3人分のスペースとってるもんね。

二人の出会いは2005年、知人の紹介だったそうです。なかなかプロポーズの言葉を口に出来ず、遊園地の観覧車に3周くらい乗ってやっと言えたそうなというほほえましい話が伝わっております。

普通のお相撲さんであれば入門の翌年に彼女が出来てもなかなかデートにいそしむ経済的ゆとりのある番付けにはいないものです。

その点嘉風は付出しではなかったものの大学時代にアマチュア横綱のタイトルを獲得している相撲経験者ですから、入門の翌年には十両入りして給料をもらえる立場にありました。

嘉風の子ども

長女の梨愛ちゃんと長男の凌聖くん。子どもといるとフツーのパパの顔になりますな。

ただ、2011年に誕生したばかりの次女の恵怜奈ちゃんを乳幼児突然死症候群で亡くしています。見るからに子煩悩そうですから、当時はさぞかし辛い思いをしたのでしょう。

なぜ30歳過ぎてから相撲がよくなった?

今でこそ嘉風は三賞を何度も受賞して土俵に上るとおおきな声援が寄せられていますが、以前は幕内の中盤あたりを上ったり下がったりしている三賞とは縁のない地味な力士でした。

入門前にアマ横綱のタイトルを持ってるくらいですから、入門3年目の初場所で新入幕を果たす活躍ぶりでしたが、そこから先はなかなかに険しく、幕内一けたの番付けに上ったのは新入幕から4年目の2009年初場所でした。

新三役昇進まで49場所もかかった史上4位のスロー出世でしたが、じゃあ新入幕から今までどんな相撲とってたんだというと、たまに2桁勝ち、時々2桁負け、あとはだいたい1点か2点の勝ち越し・負け越し。正直ぱっとしないお相撲さんという印象でした。

30歳を過ぎたばかりの頃の嘉風は、相変わらず前頭中盤あたりをうろうろしながらなぜ勝てないのか、勝たなきゃと焦る気持ちから考えすぎになっていたようです。

現在の嘉風の相撲が勝っても負けても思い切っていくという見ていて気持ちのいいものになったのは、地元大分の後援会のある方からのひと言がきっかけでした。

「嘉風よ、自分らは勝ってる嘉風が見たいわけじゃない。一生懸命がんばってる嘉風が見たいんだ。」

嘉風はこの言葉で目が覚めたと述懐しています。それから嘉風の相撲が変わりました。

嘉風37歳引退の気配も?

年の割に若々しい相撲が魅力だった嘉風ですが、ここのところ2桁黒星の場所もぽつぽつと出てきました。師匠の尾車さんは「嘉風はどこが痛いとか言わないから」と言っていましたが、あちこちガタが来ているのは素人目にも明らかな感じです。

嘉風は年寄・中村の名跡を取得済みで栄風(えーさくさん)という内弟子もとっています。(嘉風を慕って尾車部屋入りした友風については公式に内弟子と発表されてないようなので内弟子なのかどうかよくわかりません)

そんな中、名古屋場所前の稽古で膝の靭帯を負傷してしまいました。ああ、万事休す?!

…と思ったのですが、まだまだ土俵に上る意欲満々なようで、嘉風は膝の手術を受けて名古屋場所を全休、秋場所以降に再起をかけるようです。

名古屋場所を休んでいる間、可愛い可愛い弟弟子の友風が語った毎日のラインと電話が話題になりました。『今の俺からしたらお前が全てだから』なんて言葉をかけたようです。なんか濃厚なB…(自主規制)

嘉風愛の劇場のお陰もあって、友風は前頭7枚目で横綱戦が組まれて初金星を挙げてみせます。11勝4敗の成績で殊勲賞受賞という大活躍で場所を終えました。

いずれ独立して自分の部屋を興す嘉風。

友風の活躍を見ていると親方としてもきっと有能なんだろうなぁと思いますが、豪風も安美錦も土俵を去ってしまった今、頑張ってるおじさんの第一人者としてもうしばらく土俵をわかせて欲しいです。

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